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洋上風力の「一大拠点」目指す室蘭 地元の特性生かし地域の活性化へ

北海道で洋上風力発電事業の誘致活動が活気付いている。中南部(道央地方)の室蘭市では電材ホールディングス(北海道室蘭市)や栗林商会、日本製鋼所M&Eなどが旗振り役となり、室蘭の洋上風力拠点化に向けた誘致活動を積極展開している。電材エンジニアリング社長で、室蘭洋上風力関連事業推進協議会(MOPA)理事長を務める上村浩貴氏に聞いた。

北海道随一の工業都市が洋上風力に意欲

――MOPAと電材エンジニアリングの取り組みは?

MOPAは室蘭市が持つ、①天然の良港、②鉄鋼・造船産業の集積、③風力発電に適した風況の三つを活用して洋上風力の拠点化を実現し、地域を活性化すること目的に活動しています。

室蘭は洋上風力建設の拠点港として活用できるスペックを兼ね備えた天然の良港であり、かつ古くから鉄鋼・造船産業が集積する北海道随一の工業都市です。また、「風の街」としても有名です。室蘭の風況は洋上風力発電にとても適しているとされ、国内外の事業者が注目しているエリアです。

これらを掛け合わせて、室蘭を洋上風力の一大拠点、すなわち洋上風力の建設用拠点港、洋上風力関連部材の製造拠点、さらには洋上風力発電事業拠点にすべく会員で協働するのがMOPAです。目下のターゲットは、東北エリアで開発が進む洋上風力発電事業の建設用拠点港として室蘭港を活用していただくことで、PR活動を展開しています。(詳細は『WINDJOURNAL』創刊号に掲載)

話を聞いた人

室蘭洋上風力関連事業
推進協議会(MOPA)理事長
電材エンジニアリング
代表取締役社長
電材ホールディングス取締役
(風力事業・海外事業統括本部長)
上村浩貴氏


文:山村敬一

WIND JOURNAL vol.00(2021年夏号)より転載

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