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国内海運大手で初! 商船三井が目指す「2050年GHGネットゼロエミッション」

国内海運大手で初めて2050年までに温暖化ガスの排出を実質ゼロにする(カーボンニュートラル)目標を打ち出し、低・脱炭素分野に21~23年の3年間に2000億円を投資する方針を発表した商船三井の鍬田博文常務執行役員に聞いた。

経営の中心に「低・脱炭素」
温室効果ガス削減に貢献して事業推進

――「低・脱炭素」に取り組む背景は?

創業以来130年以上、海運業を営んでいます。化石燃料の油を炊いて船を走らせていますが温室効果ガス(GHG)削減は国際的な大命題です。社会のGHG削減に貢献する方法で自社の事業を進めなければなりません。

再生可能エネルギー、環境対応は想定よりも早いスピードでやらなければなりません。低・脱炭素が今、経営の中心になりつつあります。当社グループには洋上風力発電関連事業で取り組んでいる案件が多数あります。

アジア初のSOV事業、2022年スタート

――近くスタートする洋上風力関連プロジェクトは?

世界最大の洋上風力発電事業者、デンマークのØrsted社が台湾彰化沖で開発している台湾彰洋上風力発電所(浮体式)向けに、当社と台湾の大統海運の合弁会社が保有するメンテナンス支援船(SOV)が22年前半に就航します。アジアで初のSOVです。乗組員数は50人以上で、離岸距離の遠い洋上風車を泊りがけでメンテナンスする船です。(詳細は『WINDJOURNAL』創刊号に掲載)

話を聞いた人

商船三井 常務執行役員
鍬田博文氏
・ドライバルク営業本部副本部長
・エネルギー・海洋事業営業本部 副本部長
・電力カーボンプロジェクト部・風力エネルギー事業部 担当
・フェリー・関連事業部 担当補佐


文:山村敬一

WIND JOURNAL vol.00(2021年夏号)より転載

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