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第1回青森浮体式洋上風力サミットを10月30日に開催 青森港の活用方法を議論

NPO法人青森風力エネルギー促進協議会は10月30日、第1回青森浮体式洋上風力サミット2024を青森市で開催する。今年4月に基地港湾に指定された青森港の活用方法について議論する。

<目次>
1.青森風力エネルギー促進協議会 2021年2月に設立
2.浮体式ハブ港としてのポテンシャルの高さをアピール

 

青森風力エネルギー促進協議会
2021年2月に設立

青森港

2024年4月に基地港湾に指定された青森港

青森県沖では、洋上風力第3ラウンドで、つがる市と鰺ヶ沢町の沖合の「青森県日本海南側」で現在、発電事業者の選定が行われている。早ければ年内にも選定事業者が公表される見通しだ。そのほか、五所川原市と中泊町の沖合の「青森県日本海北側」が有望な区域に、「青森県陸奥湾」が準備区域に整理されている。

NPO法人青森風力エネルギー促進協議会(AWEPC)は、産学官金の連携のもと、風力・海洋エネルギー関連市場への参入を目指す青森県内企業を支援・育成して、青森県域を核とする地域産業の振興及び雇用の創出に寄与することを目的に2021年2月に設立された。

浮体式ハブ港としての
ポテンシャルの高さをアピール

AWEPCが主催する第1回青森浮体式洋上風力サミット2024は、10月30日に青森市のねぶたの家ワ・ラッセで開催される。経済産業省東北経済産業局カーボンニュートラル推進室長の五戸美智氏が「東北地域における洋上風力発電の案件形成と関連産業の振興」というテーマで、国土交通省 東北地方整備局 港湾空港部 計画企画官の大亀 寛氏が「洋上風力のおける動向と取組について」というテーマで基調講演を行う。

そのうえで、「青森港の浮体式ハブ港のポテンシャル」というテーマでパネルディスカッションを行い、今年4月に基地港湾に指定された青森港の活用方法について議論する。浮体式洋上風力技術研究組合国際連携部長の猪狩元嗣氏がモデレータを務め、清水建設洋上風力プロジェクト推進室長兼新エネルギーエンジニアリング事業部計画・設計部長の白枝哲次氏、商船三井風力事業ユニット長の森口岳泰氏、栗林商会取締役運輸営業担当・運輸営業部長の成田一人氏、AWEPC副理事長で青森港湾研究協会 会長の細川英邦氏がパネラーとして登壇する予定。

DATA

第1回青森浮体式洋上風力サミット2024


取材・文/高橋健一

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