注目キーワード

English 日本語

政策・制度

【洋上風力第2ラウンド】11月8日に「秋田県男鹿市・潟上市・秋田市沖」陸上送電工事のマッチングフォーラムを開催

秋田県は11月8日に、洋上風力第2ラウンドで事業者を選定した「男鹿市・潟上市・秋田市沖」の陸上送電工事について、県内企業を対象としたマッチングフォーラムを開催する。

<目次>
1.運転開始予定時期は2028年6月
2.県内企業を対象にマッチングフォーラムを開催

 

運転開始予定時期は
2028年6月

事業計画の概要(出典 男鹿・潟上・秋田Offshore Green Energy合同会社)

秋田県男鹿市、潟上市、秋田市沖の選定事業者は、JERA、電源開発、伊藤忠商事、東北電力の4社で構成する「男鹿・潟上・秋田Offshore Green Energy合同会社」。代表企業はJERA。

事業計画によると、発電設備は着床式。発電設備出力は31万5000kW (1.5万kW×21基、Vestas製)。運転開始予定時期は2028年6月。対象海域は5315.3ha。供給価格は、ゼロプレミアムの3円/kWh。

建設・撤去時の拠点港として、基地港湾の秋田港を利用する。メンテナンス港は、男鹿市の船川港を利用する。船川港は、秋田港と能代港のほぼ中間に位置する。男鹿半島の南側に立地することから、日本海特有の北西の季節風の影響を比較的受けにくいという特長もあり、基地港湾の補完港としての利活用が期待されていた。

県内企業を対象に
マッチングフォーラムを開催

秋田県庁
秋田県は関連産業の振興を図るため、参入を希望する企業に対し、発電事業者や建設業者等とのマッチング機会の提供に努めている。洋上風力第2ラウンドで事業者を選定した「男鹿市・潟上市・秋田市沖」の洋上風力発電事業における陸上送電工事について、県内企業を対象としたマッチングフォーラムを開催する。

1 日時    2024年11月8日(金) 13:30~16:00

2 会場    秋田県産業技術センター研修館「講堂」(秋田市新屋町字砂奴寄4-11)

3 主な対象分野 陸上送電工事への参画を希望する県内企業(陸上変電工事については、別日に説明会を開催する予定)

4 次第(予定)
(1)開会挨拶
(2)県事業の紹介
(3)説明会
  ●事業全体概要について
   説明者:男鹿・潟上・秋田Offshore Green Energy合同会社
  ●陸上送電工事について
   説明者:EPC企業
(4)名刺交換会
   説明者との名刺交換を行うことができます。
   個別の名刺交換ではなく、会場内で列に並び、行っていただきます。

DATA

【11月8日】再エネ関連産業マッチングフォーラム(男鹿市・潟上市・秋田市沖、陸上送電工事)の開催について


取材・文/高橋健一

関連記事

秋田県庁
男鹿市、潟上市、秋田市沖
男鹿市、潟上市、秋田市沖
清水建設のSEP船
広告お問い合わせ

アクセスランキング

  1. 北海道島牧沖 5つの事業体が計画公表、利害関係者との調整が課題
  2. 【特集】洋上風力「第4ラウンド」の動向まとめ 異例の展開のラウンド事業の行方は?...
  3. 【洋上風力第4ラウンド】北海道檜山沖法定協、促進区域の指定に同意 地域との共存共栄とサケ漁への配慮が条件...
  4. コスト削減と工期短縮を実現! HDPの高荷重用舗装サービス
  5. 商船三井グループの北拓 長崎の配管・溶接会社と業務提携、専門性の高いO&M人材を育成へ...
  6. 青森県再エネ共生税・共生条例が県議会で可決、ゾーニングと課税を組み合わせた条例は全国初 ...
  7. 環境アセス法改正案を閣議決定 風力発電所の建て替え手続きを一部省略
  8. 【洋上風力第3ラウンド】青森県沖、山形県沖の選定事業者を公表 2海域とも風車はシーメンスガメサ製...
  9. 北海道登別市 罰則付きの再エネ規制条例案が可決、6月施行へ
  10. 【第4ラウンド深堀り解説】選定事業者の撤退を防ぐ価格調整スキーム、過去のラウンド事業にも適用へ...

フリーマガジン

「WIND JOURNAL」

vol.08 | ¥0
2025/2/19発行

お詫びと訂正