海外トレンド

豊田通商は3月6日、子会社のユーラスエナジーホールディングスとエジプトのスエズ湾沿いで、風力発電設備の建設・運営に参画すると発表した。出力は約50万キロワット。今月中に着工し2025年8月の運転開始を目指す。同社が参画する風力発電設備はエジプトで2か所目。
豊田通商 エジプトで2か所目の風力発電事業

TLP方式の浮体式洋上風力発電の係留索として、合成繊維製ケーブルが採用された。これまで鉄製が主流だった係留索だが、合成繊維製ケーブルにすることで軽量化でき、コストやメンテナンスの負担を軽減できるという。合成繊維製ケーブルには、帝人のアラミド繊維が使われる。
世界初! TLP方式の浮体式洋上風力発電に合成繊維製ケーブル採用。軽量化でコスト低減

米政府が主導する洋上風力発電事業に関心が集まる。12月、カリフォルニア沖における4.6GWの洋上風力発電リース権の入札が実施された。これによって、バイデン政権の掲げる洋上風力発電の目標30GWにまた一歩近づいたことになる。
米国初、カリフォルニア沖での洋上風力リース権の入札を実施。発電規模は4.6GW

ロシアのウクライナ侵攻の影響で、エネルギー安全保障が見直されるようになった。クリーンで信頼性の高いエネルギーを増加させ、エネルギー自立を強化するために、太陽光発電の国内製造へ政府支援措置が大きく求められている。
バイデン政権がウクライナ危機で見直す、エネルギー安全保障とは?

海外の次世代風力トピックを紹介する“WORLD WIND NEWS”。風力発電大国のイギリス。2050年の「ネットゼロ」達成に寄与するため、新たに世界最大のウインドファームが稼働を始めた。
風力発電大国のイギリスで世界最大の洋上風力発電が稼働!

海外の次世代風力トピックを紹介する“WORLD WIND NEWS”。風力発電といって思い浮かべるのは、どんなデザインだろうか。今回ご紹介するのは、カラフルでポップなチューリップ型の風力発電だ。
世界各地で咲き誇る!? ポップなチューリップ型の風力発電

風力発電で世界をリードする英国発の、タフでハイパワーなポータブル風力発電機「INFINITE AIR12」。電力ネットワークのないオフグリッドの環境下でもたっぷり発電することから、キャンプや登山といったアウトドアや非常用電源として活躍が期待されている。
風さえ吹けば、いつでもどこでも使える! 持ち運べるパワフルな風力発電機

海外の次世代風力トピックを紹介する”WORLD WIND NEWS”。世界では画期的なソリューションが開発されている。太陽光発電でも耳にすることが多くなった「蓄電」が、洋上風力発電でも登場した。
洋上風力の電力は海底に貯める。揚水発電の仕組みを応用した蓄電システムが登場!

スペインのスタートアップ企業が、羽のない円筒状の風力発電機を発明した。そのユニークな見た目で、どのように発電するのか。発電量はどれくらいなのか。詳細を見てみよう。
静音で環境に優しく低コスト! 羽のない円筒状の風力発電機が登場

パリ交通公団(RATP)が風力発電による電力契約(PPA)をフランス電力(EDF)と締結。これによりトラム7路線分の電力消費量が風力で賄われることになった。
パリの交通機関がPPA締結、トラム7路線分の電力を風力で
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