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世界各地で咲き誇る!? ポップなチューリップ型の風力発電

海外の次世代風力トピックを紹介する“WORLD WIND NEWS”。風力発電といって思い浮かべるのは、どんなデザインだろうか。今回ご紹介するのは、カラフルでポップなチューリップ型の風力発電だ。

カラフルな「ウインドチューリップ」は欧州を中心に導入が広がっている。建物だけでなく船舶などへも搭載でき、可能性が広がる。 ©Flower Turbines

野生生物の衝突や
音の問題もクリア

フラワータービンは、オランダとアメリカを拠点とする風力発電のスタートアップ企業。チューリップの形をしたカラフルな小型風力タービン「ウインドチューリップ」を開発している。一般的な陸上風力タービンの羽(ブレード)は直径数10mだが、垂直軸型のウインドチューリップは高さ1〜6mとはるかにコンパクトだ。ラインナップは1・3・6mで、主力の3mモデルは定格出力500W、重量300kg。建物の屋上などに設置しやすくすることで風力発電の自家消費を促す。

かわいらしいデザインだが、機能も優れている。低周波数により騒音を抑え、鳥などの衝突(バードストライク)が起きにくい形状になっているのだ。風力発電が抱える課題を軽快に乗り越え、自立したエネルギーのあり方を目指すフラワータービンの“チューリップ”が世界各地で咲き誇る。

DATA

フラワータービン


文:山下幸恵(office SOTO)

WIND JOURNAL vol.2(2022年春号)より転載

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