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編集部からのお知らせ

【終了】12/12 WINDビジネスフォーラム ~ラウンド最新動向とサプライチェーン構築~

全国各地で導入が進む洋上・陸上風力発電。北海道石狩市と寿都町の政策責任者、「地域イノベーション論」の研究者、最先端テクノロジーの開発企業などをお迎えして、オンラインイベントを開催します!事前登録のみで無料ご参加いただけますので、お気軽にご参加ください。

今回のイベントのテーマは、「洋上風力産業拠点の形成による地域振興 ~ラウンド最新動向とサプライチェーン構築~」。
年内に事業者の公募が開始される予定の洋上風力第5ラウンド以降の展望のほか、各地域で期待される着床式・浮体式のサプライチェーン構築による産業振興、ゼロカーボンの推進、世界が注目する最先端の技術トレンドを紹介します。

全国どちらからでも、オンラインでご視聴可能です。
事前お申し込みのみで、無料ご参加いただけますのでお気軽にご参加ください!

● 開催方法
ZOOMウェビナーオンライン配信
※入室URLはイベント前日にご登録をいただいたメールアドレス宛にお送りいたします。

● 参加費
無料 / フォームより事前お申し込み制

● 日時
2024年12月12日(木)13時00分開始予定
※途中参加・退出可能

 

 

<目次>
1.イベントの見ドコロ!
2.タイムテーブル
3.登壇予定者紹介

 

イベントの見ドコロ!

洋上風力第5ラウンドの最新動向
● 動き出した風の宝庫 北海道5海域
洋上風力第6ラウンド以降の展望と課題
● 沿岸自治体の 脱炭素化と地域振興策
世界が注目する最先端の技術トレンド
※講演内容は変更となる場合がございます。

 

タイムテーブル

※講演内容やお時間は変更となる場合がございます。

 

登壇予定者紹介 ※順不同

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北海道石狩市
企画政策部企業連携推進課
新産業創出担当課長
池内 直人氏


講演:「再エネと産業の“地産地活”を目指す石狩市の挑戦」

1996年、石狩市役所入庁。市企画経済部企画課主査として現行の市総合計画策定に携わったほか、石狩湾新港地域の開発・分譲を行っている石狩開発株式会社や石狩湾新港管理組合への出向などを経て、2023年4月から現職。

今年1月に運転開始した石狩湾新港沖の洋上風力発電所

 

石狩市は、札幌市の北側に隣接し、南北に約 70 ㎞にわたり日本海に面するまちである。漁業や農業といった一次産業を中心としてまちが発展し、昭和 40 年代以降は、札幌圏の都市機能の拡大により人口が増加した。
北海道最大の産業拠点である石狩湾新港地域は、物流・製造業に加え、近年ではデータセンターや大型商業施設が立地するなど都市型の産業空間として、今後も更なる成長が見込まれている。風力やバイオマス発電などの再生可能エネルギーも大規模に集積が進んでおり、石狩市では、これらの地域特性を活かし再エネと産業が同一エリアに集積する次世代型のサスティナブルな地域づくりに取り組んでいる。
石狩市は、2020 年に「ゼロカーボンシティ宣言」を行い、2022 年4月には環境省から第1回脱炭素先行地域に選定された。脱炭素の実現と地域価値の向上を同時に達成することを目指している。

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一般社団法人機械振興協会 経済研究所
執行理事 兼 所長代理
北嶋 守 氏


講演:「洋上風力産業形成に向けたサプライチェーンの構築と人材育成」

研究領域: 産業クラスター論、地域イノベーション論、中小企業論

秋田県出身。1994年4月、機械振興協会経済研究所入所。国内外で産業調査に従事。現在、機械振興協会執行理事兼経済研究所所長代理。明治大学政経学部兼任講師。専門は産業クラスター論など。2018年3月、学術博士取得(東京大学)。2023年3月、「洋上風力を日本の新たな牽引産業にするための条件」を学会誌に発表。2024年5月、編著『脱炭素社会の地域イノベーション』(同友館)を刊行。

日本の洋上風力人材育成のダイヤモンドモデル(出典 北嶋守氏)

日本の洋上風力人材育成のダイヤモンドモデル Porter(1990)を参考に北嶋氏が作成

ダイヤモンドモデルとは、マイケル・ポーターが考案した国と産業の関係を示すフレームワークだ。このフレームは、①要因条件、②需要条件、③企業戦略・構造・競争力、④関連産業・支援業界、⑤政府、⑥機会、以上の6つの要素で構成されている。北嶋氏は、このフレームを日本の洋上風力の産業化において、その国際競争力を高めるために必要な「人材育成」に絞って考察し、12月12日のWINDビジネスフォーラムで研究成果を披露する。

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北海道寿都町
公営企業管理課
風力発電事業係長
土開 直樹 氏


講演:「再生可能エネルギーを活用した循環型社会づくり ~ “風”を地域の資源として ~」

2000年、北海道寿都町役場入庁。商工観光課、教育委員会、産業課、産業振興課を経て、2020年4月から、現職。町営風力発電所の管理のほか、風力発電推進市町村全国協議会の事務局、岩宇・南後志地区洋上風力発電導入推進組合の事務局等、風力発電の導入推進に係る取り組みを担当している。
北海道寿都町

自然エネルギーを活用したまちづくりを展開している北海道寿都町

 

寿都町は、北海道南西部、日本海に面し、北海道後志管内の西部、南の中核都市函館市と道都札幌市のほぼ中間に位置している。年間を通して風が強く、大型風力発電施設を湯別地区と浜中地区に建設し、自然エネルギーを活用したまちづくりを展開している。町では今年2月に、再生可能エネルギーを地域で活用したまちづくりを進めるための指針となる「寿都町CO₂フリーの循環型地域社会づくりに向けたエネルギービジョン」を策定した。FIT終了後の風力発電電力をはじめとする再エネを地域産業の振興やレジリエンスの強化などに活用し、地域内でのエネルギー循環システムの構築を目指している。

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日本オラクル株式会社
インフラストラクチャー・グローバル・インダストリー・ユニット
建設・エンジニアリング事業部
カントリーマネージャー
岡本 智臣氏


講演:「洋上風力発電のプロジェクト管理について」

広島県尾道市出身。約30年間、建設・エンジニアリング業界に携わる。プラントエンジニアからスタートし、様々なプロジェクトに携わってきた。その経験を生かして、プロジェクト管理についてITの技術を活用したプロジェクト管理を推奨している。

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Second Foundation Japan 
アグリゲーションスペシャリスト
ロッド・アダム氏


講演:「非フィット風力発電資産の収益の最適化 ドイツで学んだ教訓」

Second Foundation は2020年にチェコ共和国で設立され、欧州卸電力取引のスポット市場における主要トレーダーの1社として、また配電網レベルのバッテリーエネルギー貯蔵システム (BESS) を含む再生可能エネルギーと柔軟性エネルギー資産のアグリゲーターの1社として、短期間のうちにその地位を確立しました。数理学的分野の優秀な研究者、トレーダー、開発者を擁するSecond Foundation グループは、チェコ、スイス、ドイツ、米国、日本にオフィスを構え、グローバルに事業を展開しています。

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協賛企業

●日本オラクル株式会社
●Second Foundation Japan

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下記フォームより、参加ご登録をよろしくお願いいたします。

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