注目キーワード

English 日本語

テクノロジー

気象・海象リスクの判断が10日先まで目視で確認可能な洋上風力海上作業支援システム

洋上風力海上作業支援システム(WANOP)は、AIを活用し、10日先までの波の高さや風況、波浪などの情報をグラフィックで確認できる。福岡県北九州市の響灘洋上ウインドファームで活用されており、システム運用実績を積み重ねている。

気象・海象リスクの判断が
目視で確認可能

西日本技術開発
日日本技術開発

洋上風力発電の工事は陸上風力発電に比べ、天候や波の高さに大きく左右される。条件によって工事が不可能な場合もあり、条件を正確に把握しなければ、工事の効率性はもちろん、安全性も落ちる。その点、西日本技術開発株式会社の洋上風力海上作業支援システム(WANOP)はAIを活用し、10日先までの波の高さや風況、波浪などの情報をグラフィックで確認でき、工事の種類や使用船舶別の安全な作業期間を高精度で判定できる。

しかも、洋上風力発電の建設のみならず、完成後のメンテナンスなど運用でも有益。他社のシステムより低コストで導入できる点も強みだ。洋上風力海上作業支援システム(WANOP)は2023年に工事が開始された北九州響灘洋上ウインドファームで活用されており、システム運用実績を積み重ねていく予定だ。

問い合わせ

西日本技術開発株式会社


WIND JOURNAL vol.7(2024年秋号)より転載

Sponsored by 西日本技術開発株式会社

関連記事

経済産業省
男鹿市、潟上市、秋田市沖
ファイバーマックス 帝人
広告お問い合わせ

アクセスランキング

  1. 動き出した浮体式大規模実証 水深400メートルの未知の海域に超大型風車を設置...
  2. 【洋上風力第4ラウンド】岩手県久慈市沖浮体式計画で国に情報提供 事業推進を前提に地元漁協が法定協参加に同意...
  3. 【洋上風力第4ラウンド】千葉県旭市沖 洋上風力の事業化に向けて国に情報提供...
  4. 「WFOアジア洋上風力サミット2025」、7月2日、3日に東京で開催 ~ 着床式・浮体式洋上風力の商業規模の導入拡大に向けた議論 ~...
  5. 【トップインタビュー】浮体式洋上風力発電技術研究組合 寺﨑理事長に聞く...
  6. 風力発電の2024年導入量は過去最高 今後は増加率の低下を懸念
  7. 秋田市の風車ブレード落下、15年前にも落下事故 経産省が現地調査を開始...
  8. 【特集】洋上風力「第4ラウンド」の動向まとめ 異例の展開のラウンド事業の行方は?...
  9. 武藤経産相「事故原因の究明を踏まえて必要な安全対策を検討」
  10. 石川県輪島市検討協議会、浮体式洋上風力の誘致推進を決議 震災復興へ

フリーマガジン

「WIND JOURNAL」

vol.08 | ¥0
2025/2/19発行

お詫びと訂正