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風況マストとドップラーライダーで地上高10m~200mの風況を調査 インター・ドメイン

1989年に設立されたインター・ドメイン株式会社。当初は海洋開発を目指していたが、1990年代前半から小型風力発電、そして風況調査に路線変更。同社の代表取締役を務める杉本信策氏から、風況調査事業について話を聞いた。

洋上風力への需要に対応
ドップラーライダーを導入

――主力事業は?
当社は、風況調査30年のエキスパートです。地上高60mまで長期計測する風況マストと風速センサー等計測製品および地上高10m~200mの風況を計測するドップラーライダーの販売・レンタル・計測業務をご提供しています。

写真左から「ドップラーライダー」「風況観測マスト」「風速センサー」

NEDO風況調査フィールド事業は1990年代の地上高20mから始まり、2000年代には地上高60mまで大型化しました。弊社は、そのすべてにわたり主に米NRG社の風況調査機器を使った風況調査に従事してきました。風力タービンの大型化および洋上風力発電計画への需要に対応し、ドップラーライダーを導入しました。風況マストとドップラーライダーの複合観測を提供します。

話を聞いた人

インター・ドメイン株式会社
代表取締役
杉本信策氏


取材・文:山村敬一

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北海道檜山沖
WINDビジネスフォーラム
秋田港湾区
経済産業省

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