注目キーワード

English 日本語

業界トピック

繊維スリングで洋上風力発電の施工現場を支える[東レインターナショナル]

東レインターナショナルの繊維スリングは、長年にわたって様々な重量物の吊り作業に活用されてきた。洋上風力発電の建設にも適するという同社製品の特長について、産業資材部の林隆二氏に聞いた。

洋上風力建設に活用できる
600tの最大使用荷重

弊社は、主に重量物の吊り作業に使用する繊維スリングの製造・販売を行っています。自動車・造船・製鉄・重工業等の製造現場や、物流・土木建築の作業現場など、吊り作業が求められる様々な現場で、50年以上にわたりお役立ていただいてまいりました。

洋上風力発電設備の建設にあたっては、モノパイルなど100t強の重量物を吊り上げる必要があります。風車の大型化に伴い、使用部材も重量化してきており、モノパイルは2000tを超えてくると想定しています。強靭な繊維スリングへの期待を、ひしひしと感じているところです。

一般に吊り具には、チェーンやワイヤー製のものもありますが、洋上風力発電向けにはやはり繊維スリングが適していると考えます。繊維スリングは、軽くてしなやかなので、安全で取り扱いやすく、柔らかいので部材の塗装やコーティングを傷つけることがないからです。

弊社の繊維スリングは、最大使用荷重600t・最大有効長50mを誇ります。ますます大型化する風車部材の運搬・設置にも、余裕をもってお使いいただけるものです。そこには、糸から最終製品まで一貫して設計・開発・製造に取り組むことで得た高い技術力と、吊り作業の現場を知り尽くした我々の経験とノウハウが詰まっています。

徹底した品質管理のもと、設計から製造・販売まで日本国内で行っておりますので、「安定品質」「的確な納期管理」「安定供給」により、安心してご使用いただけます。また、現場のニーズに合わせたアレンジやカスタマイズも可能です。国内メーカーとしての強みを活かし、アフターフォローにも万全を期しています。

繊維スリングの他にも、東レグループでは浮体式洋上風力で使う係留用の繊維ロープなどもご提案可能ですので、繊維資材のご使用をご検討の際は、ぜひ一度ご相談いただければと思います。繊維資材を通して、洋上風力発電の普及を支え、現場作業の安心・安全に貢献していければ幸いです。

話を聞いた人

東レインターナショナル株式会社
産業資材部 産業資材課 課長
林 隆二氏


取材・文:廣町公則

フリーマガジン

「WIND JOURNAL」

vol.09 | ¥0
2025/9/17発行

お詫びと訂正

広告お問い合わせ

アクセスランキング

  1. 【コスモス商事】国内初!230HPの大型電動ROV、レンタルサービスが2027年春に始動
  2. 再エネのバリューチェーンを構築、ユーラスエナジー 諏訪部社長に聞く
  3. 【長崎海洋産業クラスター形成推進協議会】GWO基本技能訓練が今年5月にスタート 国内初の洋上タワーで操船訓練も提供へ
  4. 北九州響灘洋上ウインドファームが年度内稼働へ「当初の事業費で難工事を克服」
  5. 三菱商事の撤退要因を分析「低価格の提案を誘導した価格重視の評価制度が反省点」
  6. 秋田市のブレード落下事故で最終報告書「構造上の問題と損傷の未確認が原因と推定」
  7. 【スコットランド国際開発庁】浮体式洋上風力発電で世界をリード 日本の技術研究組合と覚書を締結
  8. 【洋上風力第2ラウンド】新潟沖は風車機種を変更、秋田県北部沖は陸上工事開始を延期
  9. 【特集】洋上風力「第4ラウンド」の動向まとめ 異例の展開のラウンド事業の行方は?
  10. 北海道岩宇・南後志地区沖・島牧沖 セントラル方式で初の浮体式サイト調査がスタート

フリーマガジン

「WIND JOURNAL」

vol.09 | ¥0
2025/9/17発行

お詫びと訂正