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【コスモス商事】国内初!230HPの大型電動ROV、レンタルサービスが2027年春に始動

コスモス商事は、大型電動ROVを用いた国内初のレンタルサービスを2027年春に開始する。深海作業の要となる大型システム一式と、熟練のオペレーターをパッケージ化し、全国各地のプロジェクト現場へ迅速に届ける革新的なソリューションが誕生する。

 メイン画像:Argus Remote Systems AS社の「Worker」 ©FOTOGRIN Romolo Tavani/Shutterstock.com

<目次>
1.国内最大の出力 過酷な潮流下で安定運用
2.コンテナサイズに最適化 迅速な陸上輸送を可能に
3.オールインワンで 高品質のサービスを提供

国内最大の出力
過酷な潮流下で安定運用

海洋開発の成否を握る鍵として、ROV(遠隔操作型無人探査機)の重要性はかつてないほど高まっている。コスモス商事が導入するノルウェー・Argus Remote Systems社製の大型電動ROV「Worker」は、国内最大の230HPという驚異的な出力を誇る。水深2000mまでの潜航能力に加え、気中重量300kgまでの重機材を搭載可能なキャパシティを備えている。  

同社海洋開発部長の瀬底秀樹氏は、その優位性を次のように語る。「この圧倒的な推進力があれば、日本沿岸特有の複雑かつ強い潮流下でも、作業を中断することなく高精度な水中作業が可能です。浮体式プロジェクトのアンカー設置から、運転開始後の海底ケーブル点検、マニピュレータによる付着生物の除去まで、水中でのあらゆる難工事において、このクラスの作業用ROVこそが真の『現場力』となります。」

 


 

コンテナサイズに最適化
迅速な陸上輸送を可能に  

コスモス商事
操作システムのイメージ図。

従来の大型ROV運用における最大の障壁は、周辺機材の巨大さだった。ウィンチや着揚収システム(LARS)一式が陸上運搬の枠を超えていたため、移動は多大なコストと時間を要する海上輸送に限定されていた。これに対し、新たに導入される「Worker」はシステム全体をコンテナサイズに最適化。大型トレーラーによる迅速な陸上輸送を可能にした。「海上輸送という制約から解放されることで、輸送コストと待機期間を劇的に短縮します。プロジェクト全体の最適化と、機動的な工事計画の立案に直結します」と瀬底氏は自信をのぞかせる。  

さらに、電動ROVと信頼性の高い油圧マニピュレータを融合し、油漏れリスクを最小化。海洋環境の保全と高い作業効率を両立し、次世代のグリーンエネルギー事業にふさわしいクリーンな施工を約束する。

オールインワンで
高品質のサービスを提供

現在、国内で稼働する同クラスの大型ROVは極めて少なく、機体の確保と維持管理が産業全体の大きなボトルネックとなっている。コスモス商事が提供するレンタルサービスは、この課題に対する明確な回答だ。「Worker」のレンタルサービスは、万全に保守整備された機体と、現場を知り尽くした熟練オペレーターをセットにした「オールインワン・パッケージ」で提供される。これにより、ユーザーは多額の初期投資や維持リスクを負うことなく、高いクオリティの調査・工事能力をシェアリングで活用できる。

「2027年春のサービス開始に向け、私たちはハード・ソフト両面で万全の体制を構築していきます。この挑戦を通じて、日本の海洋産業の生産性を底上げするとともに、未来を担う新たな海洋人材が活躍できる場を広げ、海から日本の発展に貢献していきたいと考えています」と、瀬底氏はその決意を力強く結んだ。

 


 

問い合わせ

コスモス商事株式会社

東京都千代田区神田錦町2-11
三洋安田ビル3F
TEL.03-3518-6911
Email:sezoko@cosmos-shoji.co.jp


取材・文/ウインドジャーナル編集部

WIND JOURNAL vol.10(2026年春号)より転載

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