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環境省、洋上風力発電モニタリング検討会を30日に開催  今年度中に事業者向けガイドライン案を策定へ

環境省は、洋上風力発電のモニタリングなどに関する検討会の初会合を今月30日に開催する。4回程度検討会を開催し、今年度中に事業者向けのガイドライン案の策定を目指す。

<目次>
1.中央環境審議会がモニタリングの重要性を指摘
2.年度内に事業者向けのガイドライン案を策定へ

 

中央環境審議会が
モニタリングの重要性を指摘

今年3月に公表された中央環境審議会の「風力発電事業に係る環境影響評価のあり方について」の一次答申で、洋上風力発電事業の環境影響に係る不確実性に対応する観点から、事業者の事業実施や継続に係る予見可能性を確保しつつ、工事中、稼働中における実際の環境影響を把握するためのモニタリングを実施することが重要であると指摘された。

さらに、モニタリングの実施によって環境影響に係る科学的知見の充実を図ることで、国内全体での洋上風力発電事業の環境負荷の低減と、事業実施の際に必要となる環境保全措置の最適化を図り、将来的により環境に配慮した洋上風力発電事業の推進に資することが期待されるとされた。

このような背景から、事業者の予見可能性の確保の観点を踏まえ、海外の動向や最新の科学的知見を基に、国と事業者の役割分担を含めたモニタリングの内容、環境配慮の確保に向けたモニタリング結果の活用方法などについて整理し、ガイドラインの具体的な内容を検討するため、「洋上風力発電におけるモニタリング等に関する検討会」を開催することにした。

年度内に事業者向けの
ガイドライン案を策定へ

洋上風力発電におけるモニタリング等に関する検討会は、学識経験者や発電事業者などで構成される。30日の初会合では、事務局から検討の背景と今後の検討方針、モニタリングなどに関する基本的な考え方、想定されるモニタリング項目について説明が行われたあと、出席者が意見を交換する。会議の様子は、YouTubeで配信する。

今後は4回程度、検討会を開催し、年度内に事業者向けのガイドライン案を策定する方針だ。環境省大臣官房環境影響評価課では、「案件形成の初期段階から政府や自治体が関与し、より迅速・効率的な調査を行うセントラル方式の検討の状況を見定めながら、発電事業者がどのような種類のモニタリングをどのような手法で行うのかを検討したい」と話している。

洋上風力発電におけるモニタリング等に関する検討会(第1回)の概要
日時
2024年7月30日(火)14:00~16:30
開催方式
対面・オンライン会議併用方式
(傍聴者向けに YouTube にてライブ配信を実施)
議題(予定)
① 開催要綱案について
② 検討の背景と今後の検討方針について
③ モニタリング等に関する基本的な考え方について
④ 想定されるモニタリング項目について

DATA

洋上風力発電におけるモニタリング等に関する検討会(第1回)の開催について

YouTube配信 視聴URL


取材・文/高橋健一

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