注目キーワード

English 日本語

業界トピック

【EXECUTIVE INTERVIEW】自営線の敷設にワンストップで対応 エクシオグループ編

洋上風力発電の導入拡大に向けての課題は少なくない。そのような課題を解決するため、エグゼクティブ達は何を考えるのか。「エクシオグループ」の再エネ事業における強みについて聞いた。

専門人材の育成が急務
敷設の技術で再エネ事業に貢献

国の洋上風力発電事業のラウンドでは、早期に運転を開始することが高く評価されるようになっています。工期を短くするには、技術者などの専門人材の育成・確保が急務だと考えています。そうした人材を長期に活用できるような体制を構築し、風力発電事業に関する国の政策動向も注視する必要があります。

当社は、全国のグループ会社とのネットワークを活かしながら、各地の風力発電事業に対応できるフォーメーションを組んでいきたいと考えています。風車の建設地の地元企業の方々とも協力して、事業に参画してもらう方法を模索する考えもあります。

風力発電所は都心部から離れた地方に建設されることが多く、発電した電気を需要地に送るための送電網の整備も重要です。当社の強みは、山や河川、地中や洋上などさまざまな環境における自営線や光ケーブルの敷設にワンストップで対応できることです。全国の通信インフラを施工してきた技術や土木に関する知見を活かして、ハードとソフトの両面で風力発電をはじめとする再エネ事業に貢献していきます。

エクシオグループ株式会社
土木事業本部 土木営業部門
部門長
松尾 敬太 氏(左)

電気・環境・スマートエネルギー事業本部
スマートエネルギー本部
スマートインフラ営業部門長
佃 哲治 氏(右)

DATA


エクシオグループ株式会社


取材・文:山下幸恵(office SOTO)

広告お問い合わせ

アクセスランキング

  1. 長崎県五島市沖の浮体式洋上風車 来年1月稼働へ建設大詰め、大型量産化に対応した技術開発も
  2. 世界最大の浮体式事業を推進する韓国。日本が鑑(かん)とすべきもの、轍(てつ)とすべきものとは
  3. 【洋上風力第4ラウンド】北海道松前沖と檜山沖の2海域を促進区域に指定 早ければこの秋にも公募開始へ
  4. 【特集】洋上風力「第4ラウンド」の動向まとめ 異例の展開のラウンド事業の行方は?
  5. 【洋上風力第4ラウンド】北海道松前沖と檜山沖、促進区域の指定案を公告 早ければ8月にも2海域を指定へ
  6. 青森県がGXでしごとづくりを推進、風力発電をテーマに新たなプロジェクト
  7. 【洋上風力第4ラウンド】東京都伊豆諸島沖の5海域を準備区域に、大規模浮体式の導入を目指す
  8. 【洋上風力第4ラウンド】第1ラウンドのFIP転を容認へ 第2・第3ラウンド事業者への配慮措置が今後の焦点に
  9. 【洋上風力第2ラウンド】秋田県男鹿市・潟上市・秋田市沖 3年後の運転開始に向け陸上工事が本格化
  10. 北九州響灘洋上ウインドファームの建設工事が大詰め、この春にも風車の据え付けを開始へ

フリーマガジン

「WIND JOURNAL」

vol.08 | ¥0
2025/2/19発行

お詫びと訂正