気象・海象リスクの判断が10日先まで目視で確認可能な洋上風力海上作業支援システム
2024/11/26
洋上風力海上作業支援システム(WANOP)は、AIを活用し、10日先までの波の高さや風況、波浪などの情報をグラフィックで確認できる。福岡県北九州市の響灘洋上ウインドファームで活用されており、システム運用実績を積み重ねている。
気象・海象リスクの判断が
目視で確認可能
洋上風力発電の工事は陸上風力発電に比べ、天候や波の高さに大きく左右される。条件によって工事が不可能な場合もあり、条件を正確に把握しなければ、工事の効率性はもちろん、安全性も落ちる。その点、西日本技術開発株式会社の洋上風力海上作業支援システム(WANOP)はAIを活用し、10日先までの波の高さや風況、波浪などの情報をグラフィックで確認でき、工事の種類や使用船舶別の安全な作業期間を高精度で判定できる。
しかも、洋上風力発電の建設のみならず、完成後のメンテナンスなど運用でも有益。他社のシステムより低コストで導入できる点も強みだ。洋上風力海上作業支援システム(WANOP)は2023年に工事が開始された北九州響灘洋上ウインドファームで活用されており、システム運用実績を積み重ねていく予定だ。
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WIND JOURNAL vol.7(2024年秋号)より転載
Sponsored by 西日本技術開発株式会社