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「陸上風力」の検索結果

北海道庁が昨年11月に策定した「地域脱炭素化促進事業の促進区域の設定に関する環境配慮基準」は5月10日に経過措置を終了した。同基準は、道内の市町村が再生可能エネルギー導入の促進区域を設けるにあたって、除外すべきエリアを示したものだが、発電事業者からは見直しを求める声が上がっている。

北海道の環境配慮基準、5月10日で経過措置が終了「再エネ促進区域から保安林を除外」

秋田市で風力発電設備のブレードが落下した事故は6月2日、発生から1ヶ月が経過した。先月28日までに破損したブレードが現場から運び出され、茨城県にあるメンテナンス会社の施設で原因調査が本格化している。

秋田市のブレード落下事故から1カ月 原因の早期解明が課題

秋田市の風力発電所でブレードが落下した事故で、武藤経済産業大臣は9日の閣議後の記者会見で、事故原因の究明を踏まえて必要な安全対策を検討する意向を示した。

武藤経産相「事故原因の究明を踏まえて必要な安全対策を検討」

秋田市の風力発電所でブレードが落下した事故を受けて、秋田県は発電事業者のさくら電力に対して、安全確保や再発防止対策の検討を求める文書を提出した。秋田市の沼谷純市長は8日に経済産業省を訪れ、安全基準の見直しと自治体の関与について要望する。

秋田県、発電事業者に再発防止策を求める 県内の風力発電所にも適切な保守管理を要請

秋田市の風力発電設備でブレードが落下した事故で、5月3日から経済産業省関東東北産業保安監督部の職員が現地調査を開始した。この風力発電所では、15年前にもブレードが落下する事故が発生している。

秋田市の風車ブレード落下、15年前にも落下事故 経産省が現地調査を開始

日本風力発電協会(JWPA)がまとめた、日本の風力発電導入実績によると、開発コストが上昇するなか、2024年は風力発電の単年導入量が過去最高を更新した。洋上風力第1ラウンド事業の再検討が進められており、大型案件の導入が先送りされることで増加率の低下も懸念される。

風力発電の2024年導入量は過去最高 今後は増加率の低下を懸念

環境省は、陸上風力発電事業の環境影響評価制度のあり方についてのパブリックコメントを実施する。立地に応じ地域の環境特性を踏まえた、効果的かつ効率的な環境配慮の確保の仕組みについて検討した審議会の答申案について意見を募集する。

陸上風力発電への環境配慮のあり方についてパブリックコメントを実施

コスモエコパワーは5月31日、同社初のコーポレートPPAを締結したと発表した。岩手県盛岡市の姫神ウィンドパークで発電した電気と環境価値の一部を、パナソニック オペレーショナルエクセレンスを通じてパナソニックグループに供給する。

コスモエコパワー初のコーポレートPPA パナソニックグループへ風力の電気を提供

国の天然記念物で絶滅危惧種のイヌワシの生息域を保全するため、岩手県は陸上風力発電施設の立地回避区域を設定する。全国でも初めての取り組みで、立地回避区域は、県の森林面積の約4割が該当する見込み。

岩手県、イヌワシ保護へ 陸上風力の立地回避区域を設定へ

青森県の宮下宗一郎知事は9月12日、大規模開発を伴う再エネ事業への課税を検討する考えを明らかにした。当面は陸上風力発電を対象とする方針。それと合わせて、再エネ設備の立地禁止エリアを設定できる条例の制定も検討する。

青森県の宮下知事 大規模開発を伴う陸上風力発電への課税を検討

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