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経済産業省と国土交通省は、再エネ海域利用法に基づく「有望な海域」への選定を目指す都道府県を対象に、3月1日から情報提供の受け付けを開始した。国は有望な区域と併せて、セントラル方式の調査対象区域を選定する方針だ。
洋上風力、有望な区域の選定に向け 国が情報提供の受け付け開始
経済産業省と国土交通省は、洋上風力第2ラウンドの「秋田県八峰町、能代市沖」について、今月中に発電事業者を選定する方針だ。港湾の利用重複に伴い、事業者の選定を延期していた。
【第2ラウンド動向】 秋田県八峰町、能代市沖 今月中に事業者選定へ
秋田市は2月13日、同市の南側の沖合で2033年度までに洋上風力発電設備の着工を目指す方針を正式に明らかにした。想定する出力は45万5000kW。さらなる沖合への浮体式についても検討する方針だ。
秋田市南部沖、2033年度までの着工目指す 浮体式導入も検討
今年1月に発電事業者の公募が開始された洋上風力第3ラウンド。青森県日本海南側には、これまでに8つの事業体が計画を公表していて、山形県遊佐町沖と同様に激しい主導権争いが繰り広げられそうだ。
【第3ラウンド動向】 青森県日本海南側、8事業体が環境アセス実施 建設拠点は青森港
長崎県は今年度、壱岐市沖の洋上風力発電について、国への情報提供を見送った。壱岐市では、漁業者との調整や防衛関係施設への影響調査について、国の積極的な関与を求めていくことにしている。
長崎県壱岐市、利害関係者との調整などに国の積極的な関与を要望
経済産業省と国土交通省は近く、青森県と山形県の2海域で洋上風力発電事業者の3回目の公募を開始する。発電事業者を選定する際の評価基準をどのように定めるのかが最大の焦点だ。
洋上風力第3ラウンド、2海域で公募開始へ 事業者選定の評価基準が焦点
山形県遊佐町沖が再エネ海域利用法に基づく促進区域に指定されたことをうけて、洋上風車が建設された際の景観を具体的にイメージできるように同町が仮想的な画像を作製し、町のホームページで公開している。
山形県遊佐町沖 町役場がフォトモンタージュを作成
経済産業省と国土交通省、北海道は、檜山沖の法定協議会を今月18日に開催すると発表した。道内では松前沖に続いて2ヶ所目の法定協開催。事業化に向け本格的に動き出すことになるが、漁業への影響や地域振興策が焦点となる。
北海道檜山沖、18日に法定協 漁業への影響や地域振興策が焦点
経済産業省と国土交通省は13日、洋上風力第2ラウンドで公募していた「秋田県男鹿市、潟上市、秋田市沖」、「新潟県村上市、胎内市沖」、「長崎県西海市江島沖」の計3海域の選定事業者を公表した。「秋田県八峰町、能代市沖」は選定事業者の公表を見送った。
洋上風力第2ラウンド 、3海域の選定事業者を公表 能代市北部沖は先送り
経済産業省と国土交通省は10月3日、「山形県酒田市沖」を再エネ海域利用法に基づく「有望な区域」に整理した。「青森県日本海南側」と「山形県遊佐町沖」の2海域が促進区域に指定され、洋上風力発電の第3ラウンドとして年内にも公募を開始する。