注目キーワード

English 日本語

業界トピック

英企業と提携し、洋上風力監視・指令の総合管理センターを展開[日本無線]

イギリスのSeaRoc Group社と業務提携し、自社開発システムも含めて洋上風力発電分野における監視ソリューションの発展を推進する日本無線。同社マリンシステム営業部国内担当部長の中島修一氏に、今後の展望を聞いた。

洋上風力業界の発展へ
SeaRoc Group社と業務提携

日本無線は創業100年以上の歴史のなかで、情報通信の様々なフィールドで技術と経験を培ってきた。

洋上風力発電の分野では、海外で圧倒的な実績を誇るイギリスのSeaRoc Group社と業務提携し、日本の洋上風力発電事業の成功をバックアップする。同時に、発電施設周辺の漁業協調や地域振興も支援していく。

その中で、特に注目されるのが「MCCシステム」。作業船および周辺海域を航行する船舶の監視、作業船とその乗組員の管理などのほか、気象情報を取得して効率の良い作業ができるようにシミュレーションするなど、洋上風力発電の監視・指令に最適な総合管理システムだ。

日本では洋上風力発電を手掛けるにあたり、実現性と実績を重視される。同社の特徴は、すでに実績があるSeaRoc Group社の技術に、自社開発した船舶動静情報や気象情報のクラウドシステム、レーダーAIS制御表示装置、監視レーダーなどを組み合わせることで、この実現性と実績をクリアしている点にある。

日本には洋上風力発電の経験値がほとんどない。そのため、洋上風力発電の建設・運用で監視・指示できる技術者が不足しているといった課題がある。業界が発展するには「欧州レベルに加え日本での最適化された監視・指令システムが必要になる。当社にはそのソリューション供給力・サービス力・教育ノウハウがある」と、同社の中島修一マリンシステム営業部国内担当部長は話す。

建設から運用までの安全性を担保する同社の監視・指令システムは、今後さらに重要性が増してくる。

話を聞いた人

日本無線株式会社
マリンシステム営業部
国内担当部長
中島修一氏

関連記事

秋田港湾区
北拓
経済産業省
広告お問い合わせ

アクセスランキング

  1. 【第4ラウンド深堀り解説】選定事業者の撤退を防ぐ価格調整スキーム、過去のラウンド事業にも適用へ...
  2. 【特集】洋上風力「第4ラウンド」の動向まとめ 異例の展開のラウンド事業の行方は?...
  3. 北海道島牧沖 5つの事業体が計画公表、利害関係者との調整が課題
  4. 【洋上風力第4ラウンド】北海道檜山沖法定協、促進区域の指定に同意 地域との共存共栄とサケ漁への配慮が条件...
  5. コスト削減と工期短縮を実現! HDPの高荷重用舗装サービス
  6. 青森県再エネ共生税・共生条例が県議会で可決、ゾーニングと課税を組み合わせた条例は全国初 ...
  7. 北海道登別市 罰則付きの再エネ規制条例案が可決、6月施行へ
  8. 【洋上風力第3ラウンド】青森県沖、山形県沖の選定事業者を公表 2海域とも風車はシーメンスガメサ製...
  9. 商船三井グループの北拓 長崎の配管・溶接会社と業務提携、専門性の高いO&M人材を育成へ...
  10. 【第2ラウンド深堀り解説①】第2ラウンド4海域 それぞれ別々の企業連合が選定事業者に...

フリーマガジン

「WIND JOURNAL」

vol.08 | ¥0
2025/2/19発行

お詫びと訂正