注目キーワード

English 日本語

業界トピック

洋上風力開発に、海洋物理探査ほか海外の先端機器・サービスを提供[サイスガジェット]

物理探査の機器・サービスを提供するサイスガジェット。同社は洋上風力発電の開発に使える海外サービスの取り扱いを始めた。

物理探査/地盤調査・船舶航路管理・無人水上機
洋上風力向け3つのソリューション

2013年に設立されたサイスガジェットは、海洋物理探査機器、また海洋関連の海外製品を販売・整備する商社として、東京都大田区を拠点に活動している。

海洋物理探査機器の技師の派遣、専用コンプレッサの整備・修理、物理探査機器のレンタル、そして海洋機器関連のコンサルティング業務や調査支援までを手掛け、陸上向けの探査機器においても多くの実績を有する。

「当社は、日本の洋上風力産業ビジョンの発表もあり、2020年から洋上風力向けソリューションの提供を準備してきました」(同社代表取締役 上田 至高氏)。

注力している分野は、以下の3つ。

1. 洋上風力向け物理探査/地盤調査関連機器・サービス
海洋物理探査向けの機器・サービスを提供する海外企業と、従来の事業分野を軸として、洋上風力向けにも事業展開に取り組んでいる。地盤調査に関しては、海外の調査船傭船や、国内企業とのパートナーシップを模索している。サイスガジェット営業部部長の花木暁氏は、「機器販売、技術支援、調査支援、調査船傭船など、柔軟にソリューションをご提案できます」と語る。

2. 船舶航路管理および港湾管理ソリューション
作業船など船舶の入出港や作業日程、航路を管理・分析するソフトウェアを取り扱っている。作業計画の改善や最適化、そして燃料費や作業コストの削減につながるものだ。

3. 無人水上機
水中音計測に活用される無人水上機の国内展開も模索している。水中音計測は、海洋関連の工事における水中騒音や海洋生物のモニタリングなどに欠かせないものであり、国内では近年、洋上風力建設において関心の高い分野だ。一方で無人機は、水上・水中に限らず、海洋事業の安全性向上や効率化など、多岐にわたる用途があり、上記1.2.のサービス・ソリューションにおける活用も期待されている。

話を聞いた人

サイスガジェット株式会社
代表取締役 上田 至高氏
営業部 部長 花木 暁氏


取材・文/WIND JOURNAL編集部

フリーマガジン

「WIND JOURNAL」

vol.10 | ¥0
2026/3/17発行

お詫びと訂正

広告お問い合わせ

アクセスランキング

  1. 【洋上風力第1ラウンド】千葉県銚子市沖 三菱商事が漁業振興に向けて追加的な施策を公表
  2. 停滞する洋上風力第4ラウンド 日本の構造的な課題が一気に噴出
  3. 『WIND JOURNAL』vol.10[2026年春号]3/17発行!
  4. 【洋上風力第1ラウンド】占用指針の改訂完了、3海域は6月中にも具体的な手続き開始へ
  5. 愛知県、浮体式大規模実証を見据え 漁業影響調査業務を公募
  6. 【洋上風力第3ラウンド】山形県遊佐町沖 30基の風車設置のレイアウト案を提示
  7. 「WFOアジア洋上風力サミット2026」7月1日、2日に東京で開催 ~野心的な目標から事業の実現へ~
  8. 環境省、浮体式洋上風力の地産地消と地域ビジネス支援で公募開始
  9. “羽根のない風車”を開発のチャレナジー、前澤ファンドから12億円調達
  10. 風車の安全対策で冬季雷区域は年1回の検査義務化へ 風力技術基準の改正案に事業者が困惑

フリーマガジン

「WIND JOURNAL」

vol.10 | ¥0
2026/3/17発行

お詫びと訂正