国内事例

建設業から風車O&M事業に参入したインテック(福島県)。ブレード補修用のゴンドラのリースや風車の新設工事、定期メンテナンスなど幅広く活躍している。新規参入の経緯やGWOトレーニングの必要性について風力O&M事業部の丹野祥氏に聞いた。
シリーズ「再エネの未来」“とび職人”の強み活かし風車O&M事業へ。ブレード補修専用のゴンドラも提供

前田建設工業の持ち株会社、インフロニア・ホールディングス(HD)は12日、風力発電大手の日本風力開発を買収して、完全子会社化すると発表した。来年1月下旬に全株式を取得する。取得予定価額は約2030億円。
インフロニアHD 日本風力開発を完全子会社化へ

北海道の石狩湾新港沖で、洋上風車14基の試運転が完了した。今後は風車全基が稼働している状態での陸上蓄電池施設の試験を含む総合試運転を継続し、2024年1月1日に商業運転の開始を予定している。
石狩湾新港沖、洋上風車14基の総合試運転を開始 元日に商業運転へ

函館市や北洋銀行、北海道大学、商船三井テクノトレードなどが10月12日、北海道函館沖で潮力や風力、波力などの再生可能エネルギーで発電し、海水から水素を製造する新たな事業の検討を開始すると発表した。
北海道函館沖、海水から水素製造を検討 潮力や風力を活用

富山県入善町沖の洋上風力発電事業は、3基の風車の商業運転を9月22日に開始した。最大出力は約7500kW。10月17日には関係者が出席して完成を祝う式典が開かれた。
富山県入善町沖 商業運転開始で完成祝う式典

戸田建設は9月22日、長崎県五島市沖に設置していた浮体式洋上風力発電設備について、運転開始を2年延期し2026年1月にすると発表した。浮体構造部に不具合が見つかったことが原因で、すでに是正措置を行い建設工事を再開した。
五島市沖の浮体式計画、是正措置を行い建設工事を再開 運転開始は2年延期

北海道の石狩湾新港沖で、SEP船による洋上風車14基の設置工事が完了した。国内で初めて「ジャケット式」の基礎を施工したプロジェクト。試運転などを経て、2024年1月1日の運転開始を目指している。
石狩湾新港沖、洋上風車設置工事が完了 元日に運転開始へ

自然エネルギーの普及と蓄電事業を展開するパワーエックスが、再生可能エネルギーでつくった電気を蓄電して海上輸送する「電気運搬船」の建造に着手する。同社によると、電気輸送が目的の船は世界初で、2025年の完成を目指す。
パワーエックス 2025年に世界初の電気運搬船を建造

三菱商事を中心とする企業連合が秋田県沖に設置する洋上風力発電をめぐり、風車部品の受注先として県内の中小企業など5社が候補に選ばれた。今後、見積もりや技術提案などを審査し、2024年度末以降に最終的な受注先を決める予定。
秋田沖の洋上風車 部品の受注先候補に5社を選定

北海道松前町は、地元の再生可能エネルギー100%で発電した電気を町内の全世帯、全事業所で消費する「RE100まつまえ構想」をとりまとめた。災害時のレジリエンスを強化するとともに、いまより3割前後安い再エネ電気を供給する目標を掲げている。
北海道松前町 再エネの”地発地消”で3割前後安い電気の供給を
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