政策・制度

住友商事と東京電力リニューアブルパワーは7月29日、長崎県西海市江島沖の洋上風力発電事業の拠点となる事業所を開設した。海底の地盤は岩盤だが、フランスの事例を参考に掘削工法で風車基礎を設置する方針だ。
洋上風力第2ラウンド「長崎県西海市江島沖」掘削工法で風車基礎を設置、洋上工事は五洋建設が担当

秋田県秋田市と北海道石狩市は今年7月、再生可能エネルギー関連産業の振興に向け、共同研究会を設立した。同研究会は昨年秋に、秋田市側から打診していた。再エネ関連産業の振興を目的に自治体同士が研究会を設立するのは全国で初めて。
秋田市と石狩市が共同研究会を設立 「国内最先端の新エネルギー産業都市」を目指す

環境省と経済産業省は7月30日、第1回洋上風力発電におけるモニタリング等に関する検討会を開催した。事業者向けのガイドライン策定に向けて、追加的な環境保全措置などの事業上リスクも議論する予定だ。
洋上風力モニタリング検討会初会合 追加的な環境保全措置などの事業上リスクも議論

佐賀県唐津市沖の洋上風力発電について、佐賀県は、県が想定している漁業団体や航路事業者などすべての利害関係者から同意を得たとして、「有望な区域」への格上げを国に要請したことを明らかにした。
佐賀県唐津市沖、県が有望な区域への格上げを国に要請「全ての利害関係者が同意」

経済産業省、国土交通省、北海道は7月31日、松前沖の第3回法定協議会を開催した。ヤリイカ漁の時期に工事を休止することなどを条件に、促進区域の指定に同意した。
北海道松前沖法定協、促進区域の指定に同意 漁業者への配慮が条件

北海道岩宇・南後志地区沖の第1回法定協議会が今月29日に開催され、6町村、3漁協から洋上風力発電事業に前向きな意見が相次いだ。泊発電所の周辺に、洋上風車を設置しないエリアを設置する案も示された。
北海道岩宇・南後志地区沖の法定協初会合 6町村、3漁協から発電事業に前向きな意見が相次ぐ

環境省は、洋上風力発電のモニタリングなどに関する検討会の初会合を今月30日に開催する。4回程度検討会を開催し、今年度中に事業者向けのガイドライン案の策定を目指す。
環境省、洋上風力発電モニタリング検討会を30日に開催 今年度中に事業者向けガイドライン案を策定へ

経済産業省と国土交通省、北海道は、松前沖の第3回法定協議会を今月31日に開催すると発表した。事務局から区域拡大案や地域振興策・漁業振興策が示される予定になっている。
北海道松前沖、31日に第3回法定協 地域振興策と漁業振興策を議論

経済産業省と国土交通省、北海道は、岩宇・南後志地区沖の第1回法定協議会を今月29日に開催すると発表した。北海道西方沖で法定協が設置されるのは、松前沖、檜山沖に続いて3ケ所目となる
北海道岩宇・南後志地区沖、29日に法定協初会合 境界確定が課題に

福井県は、あわら市沖への洋上風力発電導入による経済波及効果に関する基礎調査を実施する。地元企業へのアンケートや発電事業者へのヒアリングなどを委託する事業者を公募する。
福井県、あわら市沖上風力発電導入による経済波及効果の基礎調査を実施 委託事業者を公募
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