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昨年3月に設立された「浮体式洋上風力発電技術研究組合(FLOWRA)」。浮体式洋上風力の市場形成と発展に向けて、世界標準の量産化技術の確立と低コスト化の実現を目指す。寺﨑正勝理事長に今後の展望について話を聞いた。

【トップインタビュー】浮体式洋上風力発電技術研究組合 寺﨑理事長に聞く

福岡県北九州市響灘沖で今月22日、国内初のバージ型浮体による洋上風力発電所が商業運転を開始した。浮体式洋上風車の商用化は国内で2例目。新エネルギー・産業技術総合開発機構の実証運転の風車を受け継いだ。

北九州市響灘沖、国内初のバージ型浮体式洋上風車の商業運転開始

丸紅洋上風力開発を幹事会社とする企業連合が、浮体式実証「秋田県南部沖」の研究開発を開始した。水深約400メートルの海域に、1万5000kW以上の超大型風車2基を設置する。

動き出した浮体式大規模実証 水深400メートルの未知の海域に超大型風車を設置

輪島市洋上風力発電事業誘致検討協議会は3月の臨時総会で、震災からの復旧・復興を進めるため、浮体式洋上風力発電事業の誘致を進めることを決議した。

石川県輪島市検討協議会、浮体式洋上風力の誘致推進を決議 震災復興へ

秋田県は、洋上風力発電のラウンド事業や浮体式大規模実証をはじめとする2026年度以降のエネルギー政策の指針となる「第3期秋田県新エネルギー産業戦略」の策定業務を委託する事業者を公募している。

秋田県 第3期秋田県新エネルギー産業戦略策定業務の委託事業者を公募

環境省は、離島への浮体式洋上風力発電設備の導入拡大を目指し、導入の効果や導入検討の流れ、留意点などを記載した「離島への浮体式洋上風力発電導入検討の手引」を公表している。

環境省「離島への浮体式洋上風力発電導入検討の手引」を作成

2040年に向けての電源構成を定める「第7次エネルギー基本計画」が閣議決定された。洋上風力発電の導入拡大を進めるため、エグゼクティブ達は何を考えるのか。「愛媛県」の再エネ事業における注力ポイントについて聞いた。

【EXECUTIVE INTERVIEW】ものづくりの高い技術で洋上風力発電市場への参入を目指す 愛媛県編

経済産業省と国土交通省は、今月から浮体式洋上風力発電の導入拡大に向けた産業戦略の策定作業を本格化する。2040年までの全体目標のうちどの程度を浮体式が担うのかについて、初めて目標値が設定される見通しだ。

今月から浮体式産業戦略の策定作業を本格化 2040年の導入目標を議論

政府は3月7日、日本の排他的経済水域(EEZ)内に洋上風力発電設備の設置を可能にする法律の改正案を閣議決定した。昨年の国会で廃案となっていたが、同じ内容の法案を開会中の通常国会に再提出する。

洋上風力発電、EEZ内設置に向け改正法案を閣議決定 通常国会に再提出へ

国土交通省は、浮体式洋上風力発電の海上施工等に関する官民フォーラムの第2回ワーキンググループを3月7日に開催する。これまでの議論を踏まえ、浮体式洋上風力発電の海上施工シナリオや海上施工に関する調査・研究方針の整理に向けた具体的な議論を行う。

浮体式官民WGの第2回会合を3月7日に開催 海上施工シナリオの整理に向けた具体的な議論を開始

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