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環境調査、O&Mにおける欧州の製品・技術を活用。機械系専門商社[極東貿易]

先端技術分野における機器・技術の提供を営む極東貿易。風力発電分野におけるソリューションや、日本における洋上風力導入の課題について、同社資源開発部の菅原大樹氏に聞いた。

機器設備にとどまらず
輸送手段や運用サポートまで提供

極東貿易は、主に鉄鋼、化学、電力、航空などの基幹インフラ産業、エレクトロニクス、半導体、通信などの先端技術分野で、機器設備や技術を国内外へ提供する機械系専門商社だ。

風力発電分野においては、風車建設前に地盤調査するCPT(コーン貫入試験)、作業員が風車やSEP船へ安全にアクセスするためのギャングウェイ、メンテナンスや海底ケーブル敷設用に使うROV(遠隔で動く無人探査機)など、欧州で実績のある機器設備を取り扱う。

写真左から、点検メンテナンス用ROV、コンパクトタイプギャングウェイ

同社の場合、機器設備を提供するだけではない。最適な輸送手段、各機器に応じた最適な船上ハンドリング設備の選定、船上での機器設備の配置検討、据付時や試運転時の技師派遣、運用サポートなどにも対応している。

洋上風力発電における課題について、同社資源開発部開発技術課の菅原大樹課長代理は「風車部品の国内調達比率を2040年までに60%とする」点を挙げた。初めの段階は、数十年先行する欧州の機器設備や技術を導入しなければならない場面が出てくるだろう。一方で、欧州と日本では環境(風況や海況など)や各種規制も異なる。「欧州の技術を上手に活用しながら、日本流の開発が進められていくのではないか」。

そもそも日本企業は実績を重視する傾向にあり、必然的に海外製品の調達が求められる。国内メーカーとしても、設備投資に対する回収が不透明な部分があり、容易に部品開発に資金を回せないという問題がある。菅原氏は「開発への補助制度なども一緒に整備していく必要がある」との見方を示す。

話を聞いた人

極東貿易株式会社
資源開発部 開発技術課
課長代理
菅原大樹氏

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