テクノロジー

浮体式洋上風力発電の世界市場で勝ち抜くため、日本企業は低コスト化や量産化などの技術開発に本腰を入れてきた。実証事業の開始や技術研究組合の設立など、新たな動きが活発化している。
【深堀り解説】浮体式の新たな動きが活発化、技術研究組合の設立や電気運搬船構想

昨年3月に設立された「浮体式洋上風力発電技術研究組合(FLOWRA)」。浮体式洋上風力の市場形成と発展に向けて、世界標準の量産化技術の確立と低コスト化の実現を目指す。寺﨑正勝理事長に今後の展望について話を聞いた。
【トップインタビュー】浮体式洋上風力発電技術研究組合 寺﨑理事長に聞く

丸紅洋上風力開発を幹事会社とする企業連合が、浮体式実証「秋田県南部沖」の研究開発を開始した。水深約400メートルの海域に、1万5000kW以上の超大型風車2基を設置する。
動き出した浮体式大規模実証 水深400メートルの未知の海域に超大型風車を設置

2040年に向けての電源構成を定める「第7次エネルギー基本計画」が閣議決定された。洋上風力発電の導入拡大を進めるため、エグゼクティブ達は何を考えるのか。「古河電気工業」の再エネ事業における注力ポイントについて聞いた。
【EXECUTIVE INTERVIEW】再エネの地中送電に最適な電力用ケーブル保護管 古河電気工業編

2040年に向けての電源構成を定める「第7次エネルギー基本計画」が閣議決定された。洋上風力発電の導入拡大を進めるため、エグゼクティブ達は何を考えるのか。「商船三井」の再エネ事業における注力ポイントについて聞いた。
【EXECUTIVE INTERVIEW】海洋事業の実績を活かして浮体式の導入拡大に貢献 商船三井編

2040年に向けての電源構成を定める「第7次エネルギー基本計画」が閣議決定された。洋上風力発電の導入拡大を進めるため、エグゼクティブ達は何を考えるのか。「NTシステムズ」の再エネ事業における注力ポイントについて聞いた。
【EXECUTIVE INTERVIEW】風況調査用観測設備のエキスパート NTシステムズ編

ベンディングロールのグローバルリーダー「Davi(イタリア)」のソリューションが、世界の風力エネルギー産業に革新をもたらしている。このほど、同社の4台の生産ラインが、オランダにある世界最大のモノパイル基礎工場に正式採用された。
世界最大のモノパイル基礎工場で4台の生産ラインが正式採用 ~ ベンディングロールの世界トップ企業Davi ~

九州大学の洋上風力研究教育センターは、世界最高水準の洋上風力関連研究・教育の拠点づくりを目指して、2022年4月に設立された。社会人を対象にしたオンライン講座を開講している宇都宮智昭教授に、人材育成にかける思いを聞いた。
【洋上風力の人材育成】オンライン講座で「社会人にこそ専門教育を」

洋上風力発電に欠かせない様々な機器・資材を、先進各国から日本市場に届け続けるコスモス商事。いま、「洋上風力におけるトータル・ソリューション・プロバイダー」を掲げ、ますます存在感を高めている。同社は、洋上風力市場に何をもたらそうとしているのか。代表取締役の寺田武春氏に、その想いを聞いた。
【コスモス商事】日本の風力発電業界に“最適解”を提供! 洋上風力のトータル・ソリューション・プロバイダー

英国・ウェールズ沖に業界関係者の熱い視線が注がれている。なかでも注目を集めているのが、浮体式の大規模プロジェクトが進む南西沖のケルト海だ。
浮体式開発が急加速! ウェールズ沖に業界関係者が大注目
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