業界トピック
国内最大の発電事業者のJERAは12月9日、英国の大手石油会社bpと洋上風力発電事業を統合すると発表しました。来年9月をめどに共同で新会社を設立し、両社の洋上風力発電事業を移行させるとしている。
JERA、英石油大手bpと新会社を設立 グローバルな経営統合の時代に
建設資材メーカーの太平洋マテリアルが、洋上風力発電の風車基礎に使う高強度グラウト材「太平洋プレユーロックスOFW」を開発した。国内メーカーとして初めて、DNVの国際型式認証を取得し、洋上風力発電業界へ本格参入する。
太平洋マテリアル、洋上風車向けグラウト材で国内メーカー初の国際型式認証取得
2050年のカーボンニュートラル目標に向け、重要な電力供給源として注目される洋上風力。課題のひとつである漁業との共存に向け、海域を絞り込む初期分析結果が発表された。
洋上風力の「ポテンシャル海域」発表。2050年に向け、漁業との共創に期待
新潟県村上市、胎内市沖の洋上風力発電事業は、ラウンド事業のなかで最大規模の1万8000kWの風車を設置する。建設時の基地港湾は新潟港、メンテナンスは岩船港(村上市)を活用する。
洋上風力第2ラウンド「新潟県村上市、胎内市沖」メンテナンスは岩船港を活用
日本は欧州に比べて気象・海象条件が厳しく、サプライチェーンも脆弱なことから、一般的に保険コストが高くなるとされています。果たしてそれは本当なのか、そして、事業者としてどのような配慮が必要なのか、洋上風力発電事業の保険組成の仕組みをわかりやすく解説します。
洋上風力事業の実現性向上のために。豊通インシュアランスマネジメントのリスク管理
ウィンド・パワー・グループの総合訓練施設「ウィンド・パワー・トレーニングセンター」では、今年9月から国際認証のGWO・BSTトレーニングを国内初のオンライン講座として提供する。出張期間を約半分に短縮できるという国内初・オンライン講座の魅力に迫る。
国内初、GWO・BSTのオンライン講座を9月開始
室蘭洋上風力関連事業推進協議会(MOPA)は、産学連携洋上風力人材育成コンソーシアム(IACOW)と共催で、 学生向けミニセッション「広域ネットワークで脱炭素の未来を拓く」を9月4日(水)に札幌市で開催する。
学生向けミニセッション「脱炭素の未来を拓く」を9月4日に開催
秋田県は、2023年1月に本格稼働した秋田、能代港湾区域の洋上風力発電所で、魚礁効果の有無を確認するため水中動画の撮影を行う。審査の結果、渋谷潜水工業(神奈川県平塚市)が受託候補者に選ばれた。
秋田県、秋田・能代港湾区域の魚礁効果を調査 渋谷潜水工業が受託候補者に
経済産業省と国土交通省は、洋上風力第4ラウンドの「有望な区域」の整理に向けて、事業を計画している発電事業者を対象に7月5日から情報提供の受け付けを開始した。
「有望な区域」の整理に向けて 国が発電事業者から情報提供の受け付け開始
DENZAIグループは今年4月、ドイツ製でつり上げ能力が2500トンのクレーンを導入した。中国を除く東アジアでは最大規模の移動式クレーンで、日本国内はもちろん、韓国、台湾などにおける浮体式洋上風力発電プロジェクトへの参入を目指す。
DENZAIグループ、2500トンクレーンを導入 巨大化する洋上風車に対応
アクセスランキング
アクセスランキング
- 【洋上風力第1ラウンド】「秋田県能代市・三種町・男鹿市沖」、「由利本荘市沖」法定協議会 地元港湾の積極的な活用を要望
- 【洋上風力】千葉県九十九里沖、12月15日に第1回法定協議会 事業化に向けて動き出す
- 【参加受付中!】第5回WINDビジネスフォーラム 「風力発電の安全対策とサプライチェーン構築」
- 【洋上風力の事業環境整備】事業実現性の適切な評価とサプライチェーン形成の定義の明確化を要望
- 長崎県五島市沖の浮体式洋上風車 来年1月稼働へ建設大詰め、大型量産化に対応した技術開発も
- 【洋上風力第1ラウンド】年明け以降に再公募を実施へ 応札価格に下限と上限を設定
- 【洋上風力第1ラウンド】3海域の再公募手続きが動き出す、情報提供の申請受け付け開始
- 【洋上風力第2ラウンド】秋田県男鹿市・潟上市・秋田市沖 3年後の運転開始に向け陸上工事が本格化
- 【特集】洋上風力「第4ラウンド」の動向まとめ 異例の展開のラウンド事業の行方は?
- 【洋上風力】事業環境整備の見直し案を公表 第2・第3ラウンド事業者に長期脱炭素電源オークションへの参加容認
フリーマガジン







