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国が事業者を公募している「新潟県村上市、胎内市沖」の洋上風力発電事業について、新たにSSEパシフィコが事業計画を公表し、環境影響評価の第1段階である計画段階環境配慮書の縦覧を5月22日から開始した。同海域の公募は8つの事業体が争う構図となり、競争がさらに激化するとみられている。
【第2ラウンド最新動向】新潟県村上市・胎内市沖 8事業体が参入し競争激化へ

政府は今年4月、今後5年間の海洋基本計画を決定し、排他的経済水域(EEZ)での洋上風力発電の導入に必要な法整備を進める方針を盛り込んだ。EEZへの拡大に向けてどのような取り組みが必要なのかについて、国際法学者で上智大学教授の兼原敦子氏に話を聞いた。
洋上風力EEZ拡大に向け「オールジャパン」の海洋政策を

近い将来、領海を越えて排他的経済水域(EEZ)での操業も予想される浮体式洋上風力発電。漁業と共生するうえで、政府や都道府県に期待することについて、元水産庁長官で東京水産振興会 理事の長谷成人氏に話を聞いた。
浮体式洋上風力と漁業:水産行政プロフェッショナルが見る共生の道筋

福岡県は、北九州市の響灘地区にグリーン水素の利活用拠点を構築するため、官民による協議会を立ち上げた。風力発電などによって水素を生成し、大規模な水素サプライチェーンの要所としたい考えだ。
北九州・響灘をグリーン水素の一大拠点に。風力発電などの活用も期待

富山県入善町沖で、洋上風車の設置作業が大詰めを迎えている。最後の3基目のブレードの設置作業が6月1日に行われた。このあと送電ケーブルの工事や試運転などを経て、9月の運転開始を目指す。
富山県入善町沖 洋上風車の設置が大詰め

国土交通省は、洋上風力発電事業の各段階で必要となる港湾機能を整理する検討会の初会合を5月31日に開催する。これまでは基地港湾を中心に議論を進めていたが、今後の風車の大型化や浮体式実証の実施予定などに対応した施設の規模について整理する。
国土交通省、洋上風力の港湾機能を整理 31日に初会合

青森県中泊町の漁港区域で、町や日本風力開発などが計画している洋上風力発電について、経済産業省は5月22日、再生可能エネルギー発電事業計画を認定した。日本風力開発は「漁業・地域会議」を設置し、漁業協調・共生、漁業振興や地域貢献のための計画を作成する方針。
青森県中泊町の洋上風力計画 経産省が事業認定

秋田県は、秋田市と能代市に再エネ工業団地を整備する方針。手始めとして2026年度から秋田市下新城地区で25万㎡を分譲する。秋田県は5月24日、「秋田市の再エネ工業団地への電力安定供給体制構築に向けた調査等業務委託」の企画提案競技を公告した。
秋田市に再エネ工業団地 県が2026年度から25万㎡を分譲

青森県中泊町は5月10日、日本風力開発と共同で同町の漁港区域内に洋上風力発電設備を建設する計画を明らかにした。最大出力は10万kWの見込みで、2029年の運転開始を目指す。漁港区域内に洋上風車を設置するのは、全国初の取り組み。
青森県中泊町 漁港区域内で洋上風力発電計画

G7=主要7カ国首脳会議が19日、広島市で開幕した。英国のスナク首相は洋上風力発電などの再生可能エネルギーを中心に180億ポンド(約3兆円)の新たな対英投資を日本企業が実施する計画を明らかにした。