政策・制度
環境省は9月27日、二酸化炭素の排出削減をほかの地域にさきがけて進める「脱炭素先行地域」として8道県9地域を新たに選定した。過去4回の募集と合わせて38道府県82地域となった。次回の募集開始時期は未定。
環境省 脱炭素先行地域に9地域を追加選定。全国82地域に
経済産業省と国土交通省は9月27日、再エネ海域利用法に基づいて「秋田県秋田市沖」、「和歌山県沖(東側)」、「和歌山県沖(西側・浮体)」の3つの海域を新たに「準備区域」として整理したと発表した。
【洋上風力第4ラウンド】秋田市沖、和歌山県沖東側と西側の計3海域を準備区域に、有望な区域は対象なし
洋上風力発電の第2ラウンドで事業者を選定した「秋田県八峰町、能代市沖」の漁業影響調査の進め方を検討する委員会の初会合が9月18日、能代市で開かれた。今年度中に実施計画を策定し、来年5月から開始する方針が示された。
洋上風力第2ラウンド「秋田県八峰町・能代市沖」来年5月から漁業影響調査を開始
洋上風力第2ラウンド「秋田県八峰町、能代市沖」の漁業影響調査検討委員会の初会合が9月18日に開催される。同海域は、2029年6月の運転開始を目指している。
秋田県八峰町、能代市沖 9月18日に漁業影響調査検討委員会の初会合
青森県は9月3日、再生可能エネルギーとの共生を進める新しい制度について議論する有識者会議を開き、一定の規模を超える陸上風力、太陽光発電事業を禁止する「保護地域」の案を示した地図を公表した。
青森県、再エネ禁止区域案の地図を公表 今年度中に条例化を目指す
洋上風力発電事業の基地港湾である北九州港(福岡県北九州市)を、20年以上にわたってひびきウインドエナジーに貸し付ける賃貸借契約の調印式が9月3日、北九州市役所で行われた。基地港湾では、洋上風車の仮組み立てや検査を行い、来春にも風車本体を設置する。
北九州港、ひびきウインドエナジーと基地港湾の賃貸借契約を調印。今年10月から占用を開始
岩手県久慈市は、脱炭素先行地域へのオフサイト陸上風力発電の導入についての公募型プロポーザルを実施する。市では、電気の地産地消の取り組みを提案書に盛り込むことを求めている。
岩手県久慈市、脱炭素先行地域のオフサイト陸上風力発電事業者を公募
国土交通省は、浮体式洋上風力発電の海上施工に関する取り組み方針について、官民が連携し、横断的な議論を促進するため「第3回浮体式洋上風力発電の海上施工等に関する官民フォーラム」を8月29日(木)に開催する。
浮体式洋上風力発電の海上施工に関する官民フォーラム 8月29日に第3回会合
住友商事と東京電力リニューアブルパワーは7月29日、長崎県西海市江島沖の洋上風力発電事業の拠点となる事業所を開設した。海底の地盤は岩盤だが、フランスの事例を参考に掘削工法で風車基礎を設置する方針だ。
洋上風力第2ラウンド「長崎県西海市江島沖」掘削工法で風車基礎を設置、洋上工事は五洋建設が担当
秋田県秋田市と北海道石狩市は今年7月、再生可能エネルギー関連産業の振興に向け、共同研究会を設立した。同研究会は昨年秋に、秋田市側から打診していた。再エネ関連産業の振興を目的に自治体同士が研究会を設立するのは全国で初めて。
秋田市と石狩市が共同研究会を設立 「国内最先端の新エネルギー産業都市」を目指す
アクセスランキング
アクセスランキング
- 風力発電設備の落雷対策を厳格化、技術基準と定期自主検査の一部改正を施行
- 浮体式風況調査の精度向上へ 国内初の試験サイトを現地取材
- 「安さ」から「強さ」へ。洋上風力供給網の戦略的自立への転換点
- 洋上風力から欧州企業の撤退相次ぐ 事業性の担保が急務
- 秋田市に再エネ工業団地 県が2026年度から25万㎡を分譲
- 停滞する洋上風力第4ラウンド 日本の構造的な課題が一気に噴出
- 脱炭素オークションの上限価格 洋上風力は最高70万円台、前回比最大で4倍に
- 浮体式洋上風力の過酷環境実証が始動、国が海域公募を開始
- 【洋上風力第1ラウンド】千葉県銚子市沖 三菱商事が漁業振興に向けて追加的な施策を公表
- 『WIND JOURNAL』vol.10[2026年春号]3/17発行!
フリーマガジン









