政策・制度
洋上風力ラウンド1の選定結果が発表されたことを受けて、日本風力発電協会(JWPA)はこのほど「今後の占用公募制度がより効果的・効率的な仕組みとなるように」との考えから提言を取りまとめ、経済産業省資源エネルギー庁、国土交通省港湾局、および経済産業省製造産業局に提出した。
日本風力発電協会、情報開示と評価比重の見直しを提言。洋上風力ラウンド1を受けて
洋上風力「促進区域」をめぐる実質的な第1戦(第1ラウンド)の入札結果発表から、3ヶ月が過ぎた。三菱商事チームによる超低価格での3海域総取りの衝撃は収まる気配を見せず、早くもルール見直しへの声が高まっている。第1ラウンドとは、何だったのか?
三菱商事チームの3海域総取りで激震! 「洋上風力第1ラウンド」とは何だったのか?
山形県の総合エネルギー政策アドバイザーを11年間務め、地域情勢にも詳しい山家公雄氏。金融のプロフェッショナルとしてエネルギー政策を注視し続けてきた。山家氏はいま、ラウンド1をどう評価し、何を危惧しているのか? 日本に洋上風力発電を根付かせていくための重要なヒントがある。
洋上風力第1ラウンドは価格の妥当性、事業実現性に課題。地域調整、産業化にも疑義あり
日本政府の「2050年カーボンニュートラル(脱炭素)」宣言や30年度の新たな温室効果ガス削減目標の「13年度比46%削減」、「洋上風力産業ビジョン」などについて、研究者はどう分析しているのか。京都大学の安田陽特任教授に聞いた。
「洋上風力産業ビジョン」の目標設定は歓迎[京大特任教授・安田陽氏インタビュー]
日本での洋上風力発電システム導入促進に向けて、数多くのプロジェクトをリードしてきた東京大学の石原孟教授に、「洋上風力産業ビジョン」が掲げる「2030年までに10GW、40年までに浮体式も含む30GW~45GWの案件形成」などについて聞いた。
日本での洋上風力導入・拡大を確信[東大教授・石原孟氏インタビュー]
洋上風力の産業構想力強化に向けた官民協議会は2020年12月にまとめた「洋上風力産業ビジョン」で、「30年までの10GW」、「40年までの30GW~45GW」の方針を初めて打ち出した。一般社団法人 日本風力発電協会(JWPA)国際部長の上田悦紀氏に聞いた。
「夜明け前」の洋上風力。参入プレーヤーが劇的増加、「5兆円マーケット」を見越し
アクセスランキング
アクセスランキング
- 少数激戦の洋上風力第3ラウンド、年内にも2海域の選定事業者を公表へ
- 第7次エネルギー基本計画の原案公表 40年度に太陽光は22~29%程度、風力は4~8%程度...
- 浮体式洋上風力の海上施工 ワーキンググループの初会合を12月17日に開催...
- 第7次エネルギー基本計画、年内に骨子案を固める 脱炭素電源の構成比率が焦点に...
- 【特集】洋上風力「第3ラウンド」の動向まとめ 青森、山形の2海域を徹底分析!...
- 洋上風力発電を魅力あるキャリアに。産学連携で人材育成に取り組む
- 室蘭MOPA定例セミナー GWO認証の訓練施設の誘致を目指す
- 【第2ラウンド深堀り解説①】第2ラウンド4海域 それぞれ別々の企業連合が選定事業者に...
- 【第3ラウンドの最新動向】 山形県遊佐町沖は異例の展開、30前後の事業体が参入...
- 東京都の小池知事、伊豆諸島沖に国内最大の浮体式導入 系統確保が課題に...
フリーマガジン