業界トピック

日揮や戸田建設など6社が、日本で浮体式洋上風力市場の発展を促そうと「浮体式洋上風力発電推進懇談会」を立ち上げた。同懇談会によると、浮体式は日本の脱炭素化を実現する「鍵」だという。その理由を、同懇談会の提言を元に解説する。
脱炭素化の鍵は浮体式洋上風力? 日揮や戸田建設など6社が、懇談会を発足

世界14ヶ国で風力発電・太陽光発電事業を展開するユーラスエナジーホールディングス。「2050年カーボンニュートラル」に対し、どのような展望を抱いているのか。同社の代表取締役社長・稲角秀幸氏に聞いた。
地域とともに風力発電事業を発展させ、脱炭素社会の実現へ[ユーラスエナジー]

五島市沖が再エネ海域利用法に基づく「促進区域」とされ、風力業界の注目を集める長崎。同地に、洋上風力をはじめとした海洋産業の発展をサポートするNPO法人がある。長崎海洋産業クラスター形成推進協議会の松尾博志氏に話を聞いた。
海洋アカデミーを主催! 長崎で洋上風力の技術開発・人材育成をサポート

フィンランドに本拠を置くノキアは、通信インフラの開発ベンダーとしてエネルギーや製造、運輸、物流といった幅広い分野で活躍している。陸上のような通信ネットワークのない洋上風力発電所で、信頼性の高いデータ・音声通信システムをどのように構築するのか? 欧米で先行するノキアの「プライベートワイヤレス」について、同社の岡崎氏に伺った。
ノキアが築く「プライベートワイヤレス」が洋上風力発電のDXを加速する

日本でただ一つの風力発電タワー製造工場を持ち、“一社気を吐く”メーカーがある。福島県の会川鉄工だ。同社の代表取締役・会川文雄氏に、日本の風力発電普及に懸ける想いを聞いた。
唯一の風力発電タワーメーカーとして、風車の国産化に貢献 [会川鉄工]

1985年の設立以来、天気予報や気象調査で国内をリードしてきた日本気象。風力発電が進む欧州の技術やノウハウをいち早く取り入れ、日本固有の気象条件に適応させた最先端のサービスを提供している。同社環境・エネルギー部部長の高祖研一氏に話を聞いた。
気象・海象予測情報のプラットフォームを新たに提供[日本気象]

特許を持つ小型の「浮体式交差軸風車」を武器に、この技術の陸上への転用に向けて開発と実証実験(PoC)を進めているのがOKYA。同社の菅野優社長に、「交差軸風車」の特長や農業分野での商用化計画などについて聞いた。
【農業×風力発電】「陸上」転用へPoC、小型「浮体式交差軸風車」のOKYA

洋上風力の産業構想力強化に向けた官民協議会が2020年12月にまとめた「洋上風力産業ビジョン」の策定で中心的な役割を担った資源エネルギー庁の菊池沙織氏に聞いた。
魅力的な洋上風力国内市場の創出目指す。投資促進・サプライチェーン形成が急務

都市部等の人口密集地で風車を立てる場合、風車部の高さに制限があるため、設置場所が限定されていた。そこで、チャレナジーと第一生命保険は、都市部などの密集地にも設置可能な、より小型のマイクロ風力発電の開発に着手した。
都市部でも設置可能な風力発電機の誕生? チャレナジーと第一生命が開発を開始

型枠・支保工・足場などの建築資材を提供するペリー・ジャパン。同社製品のラインナップには、陸上風力の基礎づくりを効率化できるシステム型枠がある。北海道の案件において採用されたという、その製品の特徴とは?
陸上風力のコンクリート基礎づくりを効率化するシステム型枠[ペリー・ジャパン]
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