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風車O&M事業をスタートするにあたって、人材を育成するには何が求められるのか。福島県で2月に開催された「風力メンテナンス基礎講座」では、風車O&Mの人材育成に必要な考え方や基礎知識について、風車O&M事業を新たな地域産業とすることを目指すふくしま風力O&Mアソシエーションの菅野辰典氏が講演した。同講座レポートの最終回だ。

シリーズ「再エネの未来」市場規模5兆円! 風車O&Mの人材育成に必要な基礎知識とは? 【福島県の風力メンテナンス基礎講座・後編】

風車O&Mと聞くと、ブレードやタワーの外側で行う高所作業をイメージするかもしれないが、実際にはタワー内部で行う作業が多いという。福島県で2月に開催された「風力メンテナンス基礎講座」では、風車の定期点検ではどのような作業を行うのかについて、風車O&Mの人材育成事業を展開する風凛の吉田敏光氏が概説した。

シリーズ「再エネの未来」風車の定期点検ではどんな作業を行う? 【福島県の風力メンテナンス基礎講座・中編】

ベスタスは、ユーラスエナジーの運転後20年超のウインドファームに対して、稼働率保証付き運転・保守サービス契約を延長したと発表した。長年にわたる同社の技術力や経験によって、風車の一般的な設計寿命である20年を超えた稼働率保証を提供する。

ベスタス、運転後26年まで稼働率保証を延長。ユーラス田代平ウインドファームで

洋上風力発電事業の収益性を上げるには、O&Mコストをいかに低減するかが課題だ。NECネッツエスアイの洋上風力モニタリングソリューションは、様々な情報を収集、蓄積し、顧客のニーズに合わせて見える化を提供する構想だ。設備投資や人件費を抑えたO&Mを実現し、事業性の向上に貢献する未来を描いている。

カスタマイズ自在! NECネッツエスアイの可視化ソリューションでO&Mコストを低減

第2ラウンドへ参加する企業らが出揃い4海域の動向を探る「ラウンド2特集」のほか、洋上風力での地域活性事例や「WIND TECH」を要チェック。電子版、無料配信中!

“洋上風力”新時代『WIND JOURNAL』vol.04 3/15発行!

東京都は2月24日、離島振興法に基づく「東京都離島振興計画」の素案を公表した。伊豆大島(大島町)では、浮体式の洋上風力発電設備を導入して脱炭素化の推進や新産業の形成を進める。町では2023年度に風況調査を実施して想定海域を絞りこみ、実証機の設置を目指す方針。

東京都 伊豆大島沖で浮体式洋上風力を本格検討へ

石油開発国内最大手のINPEXは3月2日、英国沖「モーレイイースト洋上風力発電所」の株式を取得したと発表した。三菱商事子会社の出資分を買い取った。出資比率は16.7パーセント。今後は、国内外で洋上風力発電の取り組みを加速する方針。

INPEX 英国沖大規模洋上風力の株式取得

鉄鋼メーカーの東光鉄工(秋田県大館市)は、機械メーカーの関ケ原製作所(岐阜県関ケ原町)と連携し、洋上風力発電設備のメンテナンスなどに使われる荷役クレーンを共同開発する。製造技術やノウハウを生かし、2023年度中の実用化を目指す。東光鉄工は国の補助金を活用し、洋上風力専用工場を新設する方針。

秋田と岐阜のメーカー 洋上風力のクレーン共同開発

風力発電事業会社のウェンティ・ジャパン(秋田市)が富山県入善町沖で進めている洋上風力発電事業について、同社の佐藤裕之社長は今年3月から海上工事に着手し、9月の運転開始を目指す考えを明らかにした。当初計画よりも2年以上遅れたが、秋田市の再エネ企業が主体となって事業化にこぎつけた。

富山県入善町沖 今年9月運転開始へ

千葉県は、銚子市沖の洋上風力発電事業で風車を製造するGEリニューアブルエナジーとその協力企業である東芝エネルギーシステムズとの個別商談会を4月下旬に開催する。風車関連部品の製造に関心のある県内企業や県内に支店などの拠点のある県外企業が対象。県のホームページで参加の申し込みを受け付けている。

千葉県 GE、東芝ESSと個別商談会を開催

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